参加した勉強会情報

主催コミュニティ GLOBAL Lab SENDAI
勉強会タイトル DA・TE・APPS! 2018
開催場所 せんだいメディアテーク
開催日時 2018年2月10日(土) 11:00-18:00
参加費 無料
募集プラットフォーム Facebook他

DA・TE・APPS! 2018の雰囲気

仙台市と、GLOBAL Lab SENDAIが主催するのイベントに行ってきました!

2018年で第4回となるDA・TE・APPS!、雰囲気ある豪華な会場、回を重ねるごとに規模も熱量も大きく成長している東北の一大イベント。
会場の雰囲気は360°アニメーションでぜひ確認してみてください!


オープニング

DA・TE・APPS!2018、ITコンテスト部門は、ITコンテスト部門総括の砂金さん(メインMC、写真中央)、ヒューマンアカデミー仙台校のワカチコさん(サブMC、写真右)の進行でスタートしました。

オープニングでは、仙台市の白岩さん(写真左)、グローバルラボ仙台GMの篠原さん(写真右)の熱い想いが会場に発信され、会場もしっかりとその熱量を受け取っていました。


トークセッション

オープニングに続いて、ITコンテスト部門審査員によるトークセッション。
テーマは「IT業界の最新トレンドと欲しい人材」、そして、審査員が超豪華な以下の方々!

  • NTTドコモ東北支社 法人営業部部長
    • 山田 広之氏(写真左)
  • マイクロソフトコーポレーション コマーシャルソフトウェアエンジニアリング本部テクニカルエヴァンジェリスト
    • 千代田 まどか氏(愛称:ちょまど)(写真中央)
  • 楽天株式会社 ECビジネスエンパワーメント課 シニアマネージャー
    • 南條 融氏(写真右)

本当になんと豪華な審査員なんだろう、と。
ITコンテスト(午前)に続いて、ゲームコンテスト部門(午後)も行われますが、こちらの審査員も超豪華、DA・TE・APPS!の本気度を強く感じます。

セッションでは本当に多くのお話がありましたが、立ちはだかる壁に挑戦する力、失敗を恐れずに行動する力、グロースマインド、やりたいことをやる力、そして、内に持つ熱い想いを発信する力と、IT業界以外でも通用する、「生き方」にも繋がる強い信念を帯びた言葉が次々と飛び出しました。
あっという間のセッションタイムでしたが、内容は実に充実していて、その想いは学生、大人とその場にいた人々にはっきりと届いていたように感じます。


学生のプレゼンテーション

ここからは、学生が開発したサービスのプレゼンテーションタイム。
発表4分、質疑応答3分の合計7分間に約半年の活動の成果をすべて詰める最後の大勝負の時間です!


東北大学(チーム名:Great Busters)

トップバッターは東北大学チーム「Great Busters」。
Great Bustersが開発したアプリはサブスクリプション管理アプリ「PICK」

NetflixやHuluなど、近年一気にその展開が広がっているサービス契約方式、サブスクリプション。煩雑で管理が面倒になりやすいこの課題を、GMail連携で契約サービス情報を取得、契約しているサービスやその料金、不要時の解約などを行えるアプリで解決しようという試みでした。

React Native + Firebaseで開発されたというこのアプリは、Web版も用意され、更新情報は常に同期されるとのこと。
アプリデザインの他、プレゼンテーションの構成も「当事者意識を持たせる」「裏付けとなる情報を示す」との流れでしっかりと聞き手を巻き込む構成を作っており、トークのテンポと合わせてとてもよくまとまっているとの評価が出ていました。

個人的にも使ってみたいサービスとなっていたので、ぜひリリースして欲しいサービスです。


東北学院大学(チーム名:pringles)

プレゼンテーション、2番手は東北学院大学「pringles」。
pringlesが開発したアプリは仙台うみの杜水族館うみのもり探検隊!

水族館の来場者が減っている!
pringlesは、beaconを活用して水族館が活用できる情報の収集と、来場者への「楽しさ」を同時に実現し、来場者数を増やすことを目的としたサービスの開発を試みたとのプレゼンテーション。

アプリはポケモンGOのような形で、水族館にいる魚を捕獲するゲーム性を組み込み、捕獲した魚の情報はいつでも確認できかつコレクター要素を持たせることで課題の解決を目指したとのこと。同時に、実際に『仙台うみの杜水族館』の館長さんにご協力いただきフィールドワークとして、現場の声、要望をしっかりと調査し、水族館側が欲しい情報を確認できる機能も用意していました。

発表後の質疑応答の場面にて、スライド中に利用されていたイラストをちょまど氏に褒められ課題解決の観点以外でもフィードバックを得るなど、緊張広がる会場に笑顔が広がる場面もありました。


宮城大学(チーム名:ハズレチ)

プレゼンテーション、3番手は宮城大学チーム「ハズレチ」。
ハズレチが開発したアプリは発信・体験のためのプラットフォーム「Kiunity(キウニティ)」

手軽に情報を獲得できるようになった現在でも「体験」で得る「臨場感」には価値がある。
この想いから、もっとも身近な臨場感ある体験として路上ライブに着目したハズレチは、路上ライブパフォーマーとファンの交流支援のアプリを開発に挑戦!

パフォーマーは手軽に自身が路上ライブをやっていることを発信でき、ユーザーは近くでリアルタイムに活動しているパフォーマーを簡単に探すことができる。チャット機能、地図操作、投げ銭の仕組み、ユーザーを集める仕組みなどさまざまな機能を用意してマネタイズにつなげていく想定までをしっかりと発信していました。

審査員からの講評では、「Kiunityを仙台ジャズフェスで使って、地図上にライブマークが並ぶところを見てみたい」との声も挙がり、多くの人にとってイメージのしやすいアプリだった印象でした。


専門学校デジタルアーツ仙台(チーム名:チームデジア)

最後のプレゼンテーションは専門学校デジタルアーツ仙台「チームデジア」。
チームデジアが開発したアプリは苦学生(?)のためのお金管理用アプリ「パシャっと貯金」

貯金する程のお金もない、月末気づくとお金がない、そんな苦学生の悩みを解決し、無駄遣いを無くすためのアプリということで開発がスタート。
大きなポイントはやはり画像認識による所持金の登録、この手順を踏むことで、ごまかすことができないようにする狙いがあるとの力強い発信、プレゼンテーションが進みました。

プレゼンテーション冒頭、審査員であるちょまど氏をテーマトークに絡めた展開を見せるなど、ユニークを交えたプレゼンテーション、ここまでの他3チームも含めて学生メンバーのプレゼンテーションのレベルの高さには本当に感心するとともに、相当な時間と努力を、真剣に積んできたことを感じ取ることができました。

審査員講評では「所持金撮影」という技術面が先行したアプリ開発に見えてしまった、という厳しい声も挙がりましたが、お金の管理を学ぶためのサポートツールとして、また、お金を貯めるという目標を達成できなかった際に課されるペナルティ(一定時間、スマホが使えなくなる)の仕組みなど、その見せ方も含めて検討を重ねたのだろうな、という点は多くの人がプレゼンから感じていたと思います。


表彰式

休憩を挟んでの最優秀賞発表と表彰式!
最優秀賞は、Great Busters(東北大学)のサブスクリプション管理アプリ「PICK」が選ばれました!
審査員とのチームメンバーの集合写真、本当にみなさん、やりきった良い笑顔をしているなと、そう感じさせる素敵な場面でした。
※表彰時には、賞状や賞金の他、TSUKUMO(ツクモ)賞と題して優秀賞メンバー全員にThule Accent 28L Backpack バックパック CS6941 TACBP-216 /3203624が贈られていました!

審査員のお話にも挙がった内容ですが、コンテストである以上、必ず結果は出るものであるが、審査・評価の視点や切り口が変われば別のチームが勝利していた可能性も十分にあったと思います。
しかし、それでも、「ビジネスの場ではその場で得た結果がすべて」であることも事実であり、その点も講評時にしっかりと伝えられている点、学生だけではなく、主催側も真剣に学生たちと向き合っていることが伝わってきました。
 
最後に、今回、勝利を得たチームも、残念ながら悔しさを得たチームも、その後の交流会では互いに質問し合い、情報交換をし、今回の体験を共有している姿は本当に素晴らしい空間だったと思います。

以上、『DA・TE・APPS! 2018 - 課題解決型スマホアプリ部門(ITコンテストの部)』の参加レポートでした!


雰囲気写真


本日の機材

運営裏話な役割と、活動費獲得用の広告を兼ねています。
※撮影者は撮影のプロではないため、機材性能を十分に発揮できておりません※

写真撮影

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360°撮影

togetter

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