こんにちは、あのぶるです。
予告の通り、今回は初めて個人名刺を作るときのポイントをまとめたいと思います。
単純に名刺を持っていない人や勉強会の場で所属を出したくない人は勿論ですが、もともと会社名刺で特に不都合がない場合も懇親会等で名刺交換をしているうちになんとなくかゆいところに手が届かないと感じることがあるのではないでしょうか。
勉強会で名刺を交換する場合、多くの人は個人として知り合うこと、つまり「所属に関わらず交流を持つ」ことを前提としているはずなので、会社の名刺をそのまま使うのは何かと不便なことが多いのです。そこで個人名刺の登場、ということになります。
名刺自体初めて作るよ、というときはオンデマンド式の名刺印刷サービスや、名刺用紙メーカーがサービスで提供しているテンプレートを使って手軽に作ってみましょう。「名刺印刷 テンプレート」で検索すると、色々な名刺作成サービスが見つかります。
それから名刺も小さいようで大きいようでやっぱり小さいので、載せる情報の取捨選択は重要です。
当面は名刺交換した相手に連絡先を伝えることが主な目的になるため、まずは最低限の情報を読みやすく収めることを心がけましょう。
また、イベントによっては名刺を名札代わりに使うことがあります。強いこだわりがなければレイアウトは横で作ることをお勧めします。
例えばこんな感じ。
※境界を分かりやすくするため、画像にふちどりをしています
※メールアドレスとFacebookアカウント名はダミーです
名刺に乗せている情報は大まかに3つです。
①名前
本名でもニックネームでも、両方でもOKです。呼ばれたい名前を書きましょう。
名前を読み間違えられることが多い人はふりがなを振っておくと気休めになります。
②メールアドレス
③SNSアカウント情報とそのSNSで使っているアイコン画像
Facebookでは「ユーザーネーム」と言う、アカウントを特定するための文字列が設定できます。便利なので設定しておきましょう。
Facebookのプロフィールに使用しているユーザーネームとユーザーIDはどのように使用されますか。 | Facebookヘルプセンター
また、http://fb.me/(ユーザーネーム)で短縮URLが作れるのでうまく活用してくださいね。
ちなみに、名刺に載せるSNSアカウントはFacebook、次点でTwitterがお勧めなのは前の記事に書いたとおりです。
LINEも使用頻度が高いかと思いますが、ちょっとプライベート寄り過ぎるので勉強会を通じて親しい友人が出来たらそのとき交換するくらいのつもりでOKです。
その次の段階として「職種」「興味のあること」「好きなもの」等を書いていると受け取った人が話をしやすいと思います。「興味のあること」「好きなもの」を書く場合はメインの情報を伝える部分が雑多にならないように、裏面をうまく活用しましょう。
写真は、私が実際に使っている個人名刺の裏面です。
最後に、作った名刺を持って勉強会に参加して色々な交流をするうち、自分の活動スタイルに合わせて名刺に載せる内容を調整したくなると思います。「メールアドレスは要らない」「GitHubのアカウントを載せたい」 「自分のWebページのURLを載せたい」 などなど。
そんな時気軽に調整できるように、一度に刷る枚数は多くても50枚程度に留めておきましょう。
それでは、いつかどこかの勉強会で、名刺交換できることを楽しみにしています!
p.s.
はじめてのIT勉強会さんでは、「個人名刺を持っていない方に向けてコミュニティ名刺を配布」しているので、準備が大変、自信がない、という方は遠慮なく活用してみると良いと思います!
あのぶる
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