こちらは、下記記事をはじめてのIT勉強会ブログ向けに再構成したものです。
勉強会デビューの不安に寄せたいくつかの処方箋


はじめまして、仙台でソフトウェアエンジニアをしております、あのぶると申します。
この度、はじめてのIT勉強会ブログのライターを拝命いたしました。
皆様の役に立つ記事を書けるように精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2018年が始まって1ヶ月ほどが経過し、そろそろ新年度の背中も見えてきましたね。一年発起して「今年はちょっと積極的に外部の勉強会に参加してみようかな」なんて考えている方もきっといらっしゃるかと思います。

私の知る限り基本的に勉強会コミュニティの人たちは優しいので「興味のある勉強会を見つけて、申し込んで、参加してみる」っていうだけのフローで全く問題ありません
ただ、どうしても不安だ、と言う方がはじめの一歩を踏み出せるように、不安に感じそうな内容とその対策を少し考えてみようと思います。慣れちゃえばどうってことないので全体的に「どう慣れるか」っていう観点のお話となります。

 

特に不安を感じてない場合は全く問題ないので、そのまま気になるイベントの参加ボタンをポチッと押しちゃいましょう(`・ω・´)

case1: 「その場の空気に付いていけるか不安」

「ある程度知識のある人向け」と言った形ではっきり銘打った類じゃない限り大体大丈夫、と言いますか、まず話している内容とかが分からなくても特に怒られたりとかしないので、ぜひ安心してください
と言われても不安なものは不安だと思いますので、そういう場合はとりあえず規模の大きめ (仙台基準だと30人~)な座学系イベントか、カンファレンス系のイベントに参加してみましょう。とにかく人数が多ければ極端にどうしたらいいのか分からないイベントにはならないはずです。それでもどうしても不安だったらイベント案内を読んで分からなかったキーワードをGoogleなどで調べてみると、少しは不安が軽減すると思います。
あと、可能であれば取り扱いテーマが複数あるようなイベントがいいですね。それぞれのテーマに興味のある様々な人が来るので、ある程度中和されるはずです。扱うテーマ全部に精通してる人なんて居ても数名程度なので、すべてのテーマで必ず何人かは初心者が出ることになりますから。

それからド直球な対策として、「初心者歓迎」を全面に押し出しているイベントを選んで参加する、という方法もあります。
はじめてのIT勉強会は勉強会デビューのためのサポートをしているため、不安な方はぜひ試しに足を運んでみてください!

それから、カンファレンスといえば5/31〜6/2に仙台でRubyKaigiが開催されます
国際カンファレンスが地元で開催されるなんて地方では滅多に経験できない機会なので、特にRubyist(ルビイスト:Rubyプログラマーのこと)の方は要チェックですよ。
私はPHPer(ペチパー:PHPプログラマー)なのですが、仙台での開催が発表されてから興味津々です。


RubyKaigi 2018

case2: 「懇親会とかで何喋ったらいいのか分からない、話しかけられない」

正直なところ、むしろ私が知りたいくらいなのですが、頑張って考えてみます。(そう、こんな人間でも無事に勉強会デビューを果たせるのです!)

初めての場合は基本的に全員知らない人である可能性が高いので、「名刺交換させてください!」で間違いなく話のきっかけは掴めると思います。
もらった名刺を読んで相手の仕事について聞いてみたり、イベントの感想を語り合ってみましょう。そんなことをしている間に慣れていくみたいですよ。

極端な話、どうしても心理的ハードルが、と言う場合は慣れるまで懇親会の参加を見送る、という手もありますが、せっかくなので本編とセットになっているなら参加してみることをお勧めします。

また、イベント申し込み時点でLT発表者を公募しているイベントであれば、いっそ登壇してしまうというのもお勧めです。発表内容を話のネタに出来るので。
ただ、勉強会によって多少なりTPOというものがあるので、トピック選びのコツを一般化して説明するのが難しく……
一般論として明確に言えることとしては以下2点。

  • 告知ページにLT内容のガイドラインが書いてある場合、それを確認する
  • 過去開催分の発表資料が公開されていれば、それを見てテーマの傾向を確認する

※はじめてのIT勉強会の過去発表資料はこちらから確認できます!


はじめてのIT勉強会 in 仙台 – 資料一覧 – connpass

細かい部分は主催者に発表内容の事前共有をするなどして調整するのが吉です。

case3: 「名刺を持って行くと会社の名前が出るのでなんとなく嫌」

色々な理由があって所属を出したくない人は勿論ですが、そうでなくても余力があればSNSアカウントと、個人名刺を作っておくことをお勧めします

名刺に書くSNSアカウントは迷ったら一般的な勉強会向けならFacebook、次点でTwitterがおすすめです。時々Twitterアカウントの方が勝手のいいコミュニティもあるのですが、勉強会全般での汎用性の高さという観点だとFacebookに軍配が上がるかなと思います、少なくとも仙台では……
また、Facebookをずっと眺めている必要はありません(多分疲れます)が、連絡を受けるためにFacebookメッセンジャーのアプリはインストールしておくのが吉です。

2018-05-16 追記:
名刺の作り方に関しては別記事としてまとめましたので、こちらも是非ご覧ください!

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あのぶる

Software Engineer
杜の都で育ち、赤べこの街でコンピュータのいろはを学んだソフトウェアエンジニア。今はスマホゲームのためのWebAPIを作るお仕事をしています。最近はすっかりガルパンおじさん化。