こんにちは、あのぶるです。
早いもので、はじめてのIT勉強会さんのブログへコラムを寄稿するようになってそろそろ1年となります。
なんともペースがまちまちではありますが、ひきつづきIT業界やコミュニティの様々な「はじめて」を応援できるような記事を書きたいと思っておりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

今回は、1/26(土)に開催された、仙台初のPHPカンファレンスであるPHPカンファレンス仙台2019、通称「ぺちコン仙台」の様子を少しご紹介したいと思います。とても楽しいイベントでしたよ!



……さて、行ってきたというか、今回は(今回も?)一般参加ではなく、登壇者 兼 当日スタッフとして参加したため、イベントの雰囲気などを中心にお伝えできればいいなと思っています。

「カンファレンス」と呼ばれる形式のイベントでは、一般的にCFPという形式の公募で登壇希望者とテーマを募り、応募者は採択されると「セッション」と呼ばれる発表時間を持つことになります。conferenceという単語を日本語に訳すと「会議」という意味になりますが、一般的に連想する何かを決めるための「会議」というよりは、各登壇者の知見や成果を発表・議論する場という意味合いが強いです。以前記事を書いたRubyKaigiもカンファレンスの一種です。
今回の登壇者は「激つよ」と表現されるほど豪華な顔ぶれでありつつ、PHP以外の言語で開発をしている人でも楽しめたり、勉強になるセッションが多かったように感じます。また、LTではここ数年ですっかり主流になった、WebアプリケーションフレームワークLaravelに関する発表が目立ちました。

発表資料については各登壇者が各々公開したものをまとめてくださった方がいるので、興味のある方はぜひ。
セッションの資料は全て、LTの発表資料もほぼ全て公開されています。すごい。


ちなみに、私が発表資料を公開したのがイベント当日の深夜だったのですが、それでもかなり遅い方……というよりおそらくほぼ最後くらいで、翌日には執筆時点と同じくらいの資料が揃っているような状態でした。さすが「激つよ」な登壇者のみなさまです。すごい。


PHPと言えばゾウ(ElePHPant)ですね!
これは一緒に当日スタッフをされていた方の私物で、同じような作りのぬいぐるみがこちらのサイトで買えたり買えなかったりするみたいです。海外のショップは送料が高くなりがちなのでしっかり確認してくださいね!

それから、今回のような「カンファレンス」と呼ばれる形態のイベントの場合、だいたい名札が配られます。

通常の勉強会イベントだと名刺サイズの名札を使うと思いますが、カンファレンスでよく見かけるのはそれより大きな名札です。なんとハガキサイズ。この大きなスペースを生かして、今回は「属性シール」というものが用意されていました。

在住地、求職中/採用中など仕事に関するステータス、普段(PHP以外に)使っている言語、フレームワーク、エディタやデバッガなどのツール、インフラなどなど……中にはだいぶニッチなものまであり、このシールを名札に貼ることで自分の属性を表現する、というものです。
これ、普通に自分の得意分野を表現するだけではなく、様々なアピールに使われていて、懇親会などで名札を見るのがとても楽しかったです。会話のきっかけにもなりそうでいいですよね。

また、私が懇親会等でお話しした方や、Twitterのハッシュタグを見ていると「技術系イベントがどんなものかわからなくて参加をためらっていたが、大きなイベントが仙台で開催されるというので来てみた、とても楽しかった」という感想が多くありました。
実際、私も技術系のイベントへの参加をためらっている方にはカンファレンスというか、なるべく大規模なイベントへの参加をお勧めしています。人数が多くて全員と密にコミュニケーションを取るのが現実的ではないということもあり、初対面の人と話すことに自信がなくても気楽に参加できる一方、コミュニティ特有の雰囲気はちゃんと分かるのがとてもいいところだと思っています。
それから今回は技術系イベント初参加の方で、県内はもちろん近県の方が多くいらっしゃっていたのがとても印象的でした。中には夜行バスで0泊2日、なんて方もいらっしゃったようですが、さすがにちょっと大変そうですね……

そして、ただ参加するだけじゃつまらない!という方にはスタッフ参加やセッション・LT登壇がおすすめです。スタッフ参加は普通に受付やセッションの進行管理業務なんかもありますが、変わり種だとカメラスタッフ参加というのもあったりします(結構独特なノウハウが要るようですが……)。
もちろん、一般参加者ほど自由にセッションやスポンサーブースを見て回ることは出来ませんが、違った視点でイベントを見るのも楽しいですし、普通に参加するのとはきっと違った収穫がありますよ。

最後になりましたが実行委員会のダブスターズのみなさま、楽しいイベントをありがとうございます。お疲れ様でした!

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あのぶる

Software Engineer
杜の都で育ち、赤べこの街でコンピュータのいろはを学んだソフトウェアエンジニア。今はスマホゲームのためのWebAPIを作るお仕事をしています。最近はすっかりガルパンおじさん化。